この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ご成長ありがとうございます おめでとう編
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2024年03月発売】
- 金運スピ散歩
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2023年03月発売】
- ご成長ありがとうございます おさわがせ編
-
価格:1,265円(本体1,150円+税)
【2023年03月発売】
- 中年女子画報〜50歳ですよ〜
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2023年07月発売】
- 残されたつぶやき
-
価格:858円(本体780円+税)
【2022年09月発売】
[BOOKデータベースより]
ことわざ・慣用句の矛盾や謎をミステリ作家が論理的に解明!?「ことばの隅」をつつく超絶エッセイ。
1 ことわざの謎は科学で解明できる(と思う)(「棚からぼた餅」が発生する傾きは八〜十五度だ。;「七転び八起き」はタイムトラベルか二人羽織りだ。 ほか)
[日販商品データベースより]2 ことわざの謎は歴史学で解明できる(だろう)(「コロンブスの卵」はスパニッシュのゆで卵だった。;「藪から棒」な事態は京都祇園あたりが発祥だった。 ほか)
3 ことわざの謎は生物学で解明できる(のかな)(「蛇に睨まれた蛙」は剣豪並みに強い。;「喉から手が出る」手は生物学的には舌だ。 ほか)
4 ことわざの謎は社会学で解明できる(かしら)(「ハリネズミのジレンマ」は、そもそも起こらない。;「帯に短したすきに長し」は二・四〜三・二二メートル内の紐だ。 ほか)
5 ことわざの謎は経済学で解明できる(はずだ)(「捕らぬ狸の皮算用」は一万五千円(内経費九百円)。;「爪に火を点す」とくさいだけで節約できない。 ほか)
すべてのことわざには謎(ミステリー)がある!――
「《七転び八起き》だと数が合わないんじゃない?」「《棚からぼた餅》が発生する傾きは?」「《へそが茶を沸かす》ための条件とは?」「《二階から目薬》で殺人は可能?」「《捕らぬ狸の皮算用》の見積もり額は?」「《穴があったら入りたい》ときの穴の深さって?」――普段、何げなく口にしていることわざや故事成語・慣用句だが、いざその言葉の表す意味を〈検証〉してみると、謎や矛盾に満ちたものだったり、現実にはありえないシチュエーションだったりするものがいかに多いことか。さらに、誤解に基づく事象を語源としている場合もあり、かならずしも〈真実〉をついているとは言い切れないものばかりなのである。
こうした「ことばの謎」の数々を前に、ミステリ作家・浅暮三文が立ち上がる! 時に論理的、時に妄想を爆発させて展開、単なる語源的解説にとどまらない自由な発想を駆使した、言葉にまつわる「イグノーベル」的考察を存分に楽しめる超絶エッセイ!!